伏見城の面影を求めて
伏見城は実は3回も建設されているんです。この中でも震災後に建築された 2番目の伏見城がこの伏見桃山城がある位置に一番近いです。 本丸は現在の明治天皇陵の位置に当たり、陵を築く際に伏見城の遺構は 処分されたとか。。。 京都のいろんな寺や神社に伏見城の遺構がありますがそれには 二つあるんです。 先ほど伏見城は3回建築されたと書きましたが 2回目の伏見城の遺構と再建された後の伏見城の遺構があります。 血天井と呼ばれる板は関が原の戦いの時のです。 源空寺にある大黒天は再建後、伏見城が一国一城令のため廃城になった後 徳川家光によって移されたとされています。つまり3回目の遺構ですね。 この伏見桃山界隈だけでも伏見城の遺構は見ることができるので 運動公園で楽しい汗をかいた後は御香宮神社、源空寺を周って 帰るのもいいかもしれませんね。 伏見城についてもっと詳しく知りたい方は京都検定を参考にされると 詳しく知ることができます。 伏見城の遺構だけでなく、江戸の芸術家、小堀遠州の庭園が見られる 御香宮と南禅寺そして伏見城の遺構の唐門がある二条城にも 小堀遠州の庭園があります。 ふと考えてみると小堀遠州は知らず知らずのうちに伏見城の何かを 感じていたのかもしれません。 欲張りな方は1回の訪問で美味しいを2度味わえる 伏見城の遺構&庭園めぐりをしてみてもいいかもしれません。 ちなみに御香宮の庭園は「復元」になります。 伏見城は秀吉の時代と家康の時代にはとても重要な役割を果たしていたと思います。 晩年の秀吉は伏見にいて伏見城を建築に励みます。 私個人の意見ですが建築のうまかった秀吉が自分自身の死ぬ場所として この伏見城を立てたのではないか?と思っています。
模擬天守閣とは現代の城←伏見桃山城
模擬ということは作り物でオリジナルではないから結構残念だなぁと思っておりました。 それで他にも模擬天主とか城があるんじゃないかと調べてみたんですね。 この桃山城だけが模擬天守閣だと思っていたらそうでもなくて 全国に模擬天守閣がありました。 中にはこの桃山城のようにウリで作られたものもあります。 と言うことで模擬仲間紹介です。 現代っ子の城たちをめぐる旅もいいかも知れませんね。 ということでちょっと変わった模擬の城一覧です。 決して模擬だから偽者じゃなくオリジナルな現代芸術だよと 一人こっそりと伝えたいと思います。 200年も経てば模擬天守閣も立派な歴史的建造物です。 皆さん、模擬天守閣を大事に守りましょう!
- 京都:伏見桃山城・・・老朽化進む
- 青森:三戸城
- 秋田:横手城
- 山形:上山城
- 宮城:涌谷城
- 埼玉:忍城
- 千葉:千葉城・・・他3城
- 愛知:清洲城・・・平成生まれ
- 岐阜:墨俣城・・・模擬は他に2つあります。
- 大阪:岸和田城
- 兵庫:洲本城
- 愛媛:今治城
- 高知:中村城
- 大分:杵築城・・・他に1つ
- 佐賀:唐津城
- 長崎:平戸城・・・天主だけが模擬で周辺には遺構があります。
ガイドマップ
入り口付近にある案内掲示板を利用したエリアガイドマップです。 数字をクリックするとご希望のページへ行けます。 1は天守閣エリアです。 2は先に紹介した野球グランドと多目的グランドがあります。 野球場の上のほうに位置するのは北堀公園(3)と呼ばれているところです。 主にジョギングや散歩に向いていますがアスレチックもあるので 子供さんも遊べます。 この入り口にたどり着くまでの途中に7桃山御陵に入る入り口があります。 運動公園までの道のりは8を見ていただくと分かりやすいです。 見えにくいですが左下の赤い文字が入り口になります。 (地図には現在地と書かれています。)